治療症例紹介

腰の治療症例紹介・コラム

【治療経過のご紹介 No.182】椎間板ヘルニアの患者様

患者様

60代 男性 

2024年3月治療 治療から約12カ月以上経過

症状及び治療について

この患者様は赤い枠で示されている箇所(L4/5、5/s)に椎間板ヘルニアを認めます。

治療前の経過・治療について

2023年頃ゴルフやボーリングをした後に足や腰に違和感を感じた。

運動した翌日に腰痛で動けなくなる。通っている接骨院に行き症状が増悪した。

近医の整形外科受診し、椎間板ヘルニアと診断。

外科手術の提案をされたが友人からの紹介で、当院受診となる。

治療後の経過について

各部分の痛みの数値を0~10にて患者様本人に評価してもらった表になります。

まったく痛みが無い場合を0、考えられる最大の痛みを10と評価しています。

下肢しびれおしり
治療前6666
治療から1週間後5555
治療から1か月後4454
治療から3か月後1111
治療から6か月後0001

以下はアフターフォローで連絡した際の患者様からの声になります。

1週間経過時、全体的に症状は緩和してきているが起きた時に腰が重い。

1か月経過時、歩行中に座骨神経痛の症状が出ている。しびれの症状が強い。

3か月経過時、症状は良くなっているが、長時間同じ姿勢になると症状が強くなる。

6か月経過時、車に乗る時に右臀部に痛みが出るぐらいで、日常生活では症状も無く運動も出来ている。

今回の患者様は、椎間板ヘルニアの患者様でした。

歩行困難になった原因は急性期のヘルニアの原因が高いです。

治療から半年経過後は運動した翌日も痛みなどの症状も無く生活出来ていて大変うれしく思います。

※治療効果が出るまで3週間~3か月程度かかります。

※治療効果については個人差があります。同一の効果が得られない可能性があることをご承知おきください。

当院の治療法について

今回ご案内したセルゲル法の補足情報です。

セルゲル法の費用:1,320,000円/1箇所(税込み)~1,760,000円/5箇所(税込み)

セルゲル法のリスク・副作用:治療後に一過性の痛みが発生する可能性があります。神経損傷は治療の特性上、可能性がゼロではないですが、自験例でも論文でも損傷に関する報告はありません。局所麻酔薬によるアレルギー反応出現の可能性が極めてわずかですが存在します。治療後1~2週間は症状が一時的に悪化する可能性があります。理由として、インプラントによる減圧効果により、周囲の組織をけん引する為と考えられています。その他、椎間板がすり潰れてほとんどなくなってしまっている様な場合は治療ができない可能性があります。受診時に医師と相談しながら状態に適した治療方法の選択をご相談して頂きます。

更に詳しい情報については下記リンク先のページをご参照ください。

この記事の執筆者:理事長

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